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第31回
不幸せなネコが…  ヘビが大の苦手で、趣味の山歩きをしていても「ヘビはいないだろうな、ヘビは、ヘビは……」とヘビを探してしまうものだから、結局、自分だけが、本当なら見なくていいヘビを見つけ出してしまい勝手に怖がっている。ボクは、それくらいヘビが苦手なのだ。動物園のヘビさえ見れない。テレビに映ったヘビもダメ。ヘビの話を聞くだけでも鳥肌がたつ。そのくせ、新聞の「大蛇」という文字を見たとたん、こりゃ、いったい、とばかり釘付けになった。
「ベランダに大蛇」
「足首かまれ、巻きつかれ、主婦、引きずり非常ベル」
「体長3メートルの“ペット”」
 新聞の社会面に“ペット関連”の記事が載っている。それによれば、マンションの4階に住む主婦がベランダに出たところ、突然、ガブッと噛まれた。物陰に隠れていた体長3メートルの大蛇にである。
「食いついたまま、すごい速さでヒザ下まで巻きついてきて、グッグッグ〜ッて締めてきた」 
大蛇にからまれた主婦は、新聞のインタビューにこう答え、事件を大きく報じた『東京スポーツ』は、主婦の“その後”を次のように伝えてる。
「傷口から血が吹き出し、大蛇が巻きついた足を引きずってキッチンの非常ベルを鳴らし、10メートル近く歩いて素足のまま玄関を出て助けを求めた。
 マンションではちょうど水道工事が行われており、叫び声を聞いた作業員のほか、マンションの住民、救急隊員、警官が総勢十数人集まった。ところが、みんなおじけづいてしまい手が出せず、『ヘビが巻きついたまま救急車に乗ろうとしても、毒ヘビか何か分からないからダメって言われた』という」
「大蛇が巻きついた足を引きずって……」とか「ヘビが巻きついたまま救急車に……」の場面はマンガみたいだけど、これが自分の立場だったらと思っただけで、ボクはもう卒倒しそうになった。
 この大事件、アマゾンのマンションでの出来事じゃない。東京での話。
 大蛇はマンション5階の住人のペットで、どうやら飼い主が留守の間に家出してきたらしい。新聞によれば、事件のあったマンションは“ペット禁止”だというから、今後は、“ペット禁止”のマンション規約が厳しくなるのだろうと思う。

不幸せなネコが…



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